前回のニコマス20選のあとでボカロ曲のお気に入りを紹介したので、今回もやろうと思います。ただ前回と違って、厳選はするものの、曲数の限定はしないことにしました。
第10回MMD杯本選(2/15〜18)直前ということで、前回のMMD杯を振り返るところから始めたいと思います。第9回はMMD-PVが豊作で選ぶのに苦労しました(^^;
第9回MMD杯特集
最初はオープニングにふさわしい元気なこちらの作品から。
- わかちん(動画)、emon(作詞作曲)、nanashi(振付)、パピ子(編曲)
第9回は、その直後に発売を控えた『初音ミク -Project DIVA- f』のプロモーションを兼ねてか、特別審査員にSEGAを迎えて行われたため、モデルとして「DIVAっぽいど」を使う方がいつもより多く見られたように思います。
こちらもその一つですが、そのままProject DIVAのPVと言われても信じてしまう。遅刻したのが非常にもったいない…
- あひるP(動画)、Dixie Flatline(作詞作曲)、ほか
お次はこちらのかわいらしい作品。Dixie Flatlineさんの「Sweetiex2」の踊ってみた動画をMMD-PV化したもの。
舞台の選択や演出もそうですが、とてもいきいきした表情がほんとにすばらしい。ちょこちょこウインクしたりしていて、さすがのあざとさ。
- ぽっかぽかP(動画)、リアキーノP(作詞作曲)
MMD-PVというよりはMMDドラマですが、ミクがのんきに歌う「あしたはトゥモロー」がBGMとしてバッチリはまったこちら。
ぽっかぽかPの作品にはいつもほんとに癒されてます。第10回も非常に楽しみ。
- もわもわP
バカスwwwwwwww
ジミーサムPの「from Y to Y」の踊ってみた動画をトレースしたMMD-PV。
「これぞMMDの本懐」といった正統派な動画ですが、そのクオリティがすさまじい。
- ツンデレ詐欺P(動画)、フェイP(作詞作曲)
フェイPの「Souvenir」を、曲調に合わせミクによるピアノの弾き語りとして映像化したMMD-PV。
Souvenir、とはこの場合「形見」という意味で、女の子が今はなき母親を思って歌う曲。涙腺崩壊度は歌詞の内容をそのまま映像化した原曲のほうが高いですが、こちらはこちらでグッと胸にくるものがあります。
- ライクーP(動画)、だいすけP(作詞作曲)
初めて見たとき、ぼくは鳥肌が止まりませんでした。
雄大な大自然に思いを馳せる民謡調の曲に乗せた日本語とアイヌ語の歌詞、胸に響く力強い初音ミクの声、大陸を舞台にフラメンコを踊るミクとたくさんの東方キャラたち。多国籍というより無国籍な感じのする、地球をまたにかけた壮大な自然賛歌。製作者のライクーPも南米はグアテマラの方です。
SEGAも認めた納得のMMD杯受賞作。しかも総合3位を意味する「敢闘賞」を同時受賞。
動画のすばらしさはもちろんですが、総合3位になったのはそれを評価するニコニコユーザーがたくさんいればこそ。この動画を支持した彼ら・彼女らの“目”をぼくは信じることができる。ボカロやMMDの未来は、まだまだ安泰だと思います。
ゲーム曲特集
- ピーコ★(動画)、ほか
なにこれかわいい。
としか言いようのないこちらの作品を見かけたので、ボカロゲーム曲の特集をやってみようと思いました。
2012年下半期じゃありませんが(^^; MMD杯の曲もそうですし、と開き直ってしまいます。近頃はこの系統の作品があまり投稿されないので、過去の名作の紹介とともに、このような作品がまた出てくるようになればとの思いも込めて。
- まゆげP
ボカロゲーム曲の代表といえばこちら。
ニコニコユーザーならこれを耳にしたことがない人はいないのではないでしょうか。むしろ、いろいろなところで使われすぎて、この曲が『アイドルマスター』のBGMであることを知らない人が多いかもしれませんが…(^^;
- ドンフライP
『ドルアーガの塔』のBGMの替え歌。いくら丼が食べたかったなあ〜♪
「思い出は億千万」*1とか「エアーマンが倒せない」とか、チーターマンとか。ゲームBGMの替え歌、はやりましたよね。
- ドンフライP
ドンフライPといえばこちらも。歌も動画もほんとよくできてます。あらあらまあまあ死んじゃった〜♪
- asuta
同系統ですがこちらも面白い作品。「ちょwww」と言いたくなるところも一緒w
- twotone
今回のトリはゲームBGM全部ミク往年の名作であるこちら。ロッテリアー♪
次回は7〜8月のお気に入り曲の紹介と初音ミク誕生5周年特集をやる予定です。それでは!