2012年下半期ニコマス20選+サムネ1選

やってまいりました、一年に2回のニコマス視聴者のお祭り。今回も参加させていただきますよ!


◆告知動画


◆公式ホームページ
https://nicomas20sen.blog.fc2.com/

基本レギュレーション
・対象は2012年下半期(7月1日〜12月31日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログもしくはマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)

ニコマス20選

  • (1) 四月P

春香の誕生日動画製作風景を映した、「ニコマスP」が主題の実写PV。*1
どこまでもつづく曇り空に覆われた灰色の日常が、彼女と出会った日を境に、とたんに晴れあがってまぶしく輝き出す。しんどいこともあるけれど、がんばって生きていこう、そう思えるようになったきっかけをくれた彼女に、ありったけの感謝の気持ちをこめて届ける贈り物。
ニコマスの優しさの理由が、わかったような気がしました。

  • (2) 鼻8P

ぶりるさんのボカロ曲「どうでもいい!」を自作?MMDモデル「へちょます」たちに踊らせてみたかわいく楽しいMMD-PV。*2
以前「へちょマギ」でつくった動画のキャラをへちょますに変えたもので二番煎じと言えばそうなんですが、アイマスにCHANxCO風モデルが進出したのがうれしくてたまりません(^^) これからどんどんこのモデルたちの出番が増えていくことを願って。*3

  • (3) 充電虫さん

とてもポカポカした作品。癒されます。

  • (4) 神風P

長回しと絶妙なカメラワークによる緩急のつけ方が目を瞠る、見ていて楽しくなるやよいメインのコラボPV。*4
この動画を見て、これを思い出しました。→https://www.youtube.com/watch?v=D4EKdNs9A2s

  • (5) dbdbP

ニコマスイベント「HaRuKarnival'12」のCM動画。
「ここまでこれたんだから、この先何があっても進んでいけるはず」。
CMらしく短い動画ですが、とても前向きな気持ちになれるいい作品です。


  • (6) そいP

悲劇のヒロインに貴音を据えたミステリアスなストーリー系コラボPV。
■されたのは誰なのか、なぜ彼女は■さなければならなかったのか、そこまでして彼女が守ろうとしたのは何だったのか。深まる謎に想像力がかきたてられます。

  • (7) k:akiP

千早メインのセンスがよすぎるアニマスMAD。
アニマスで千早というと、どうしても『約束』を思い出さずにはいられないのですが、こちらの千早は非常に明るく爽やか。

  • (8) ななかP

律子がGMを務めるTRPGの卓M@S*5 動画、その一。プレイヤーはやよい・春香・貴音の3人。
一時停止せずに文字を追うのが難しいほどのスピードではじめは驚きますが、むしろこの速さがそのテンポのよさの源。絵がきれいで演出や構成もうまく、「市販のコンピュータRPGの早回し」と言われても信じてしまいそう。

  • (9) 日干だいずさん(だいずP)

律子がGMを務めるTRPGの卓M@S動画、そのニ。プレイヤーは春香、美希、雪歩の3人。一回20分ほどで全五回のシリーズもの。
TRPGをやってみたい初心者の律子をマスターに、成り行き上経験者のふりをすることになった春香たちがプレイヤーとして付き合うのですが、「テーブルトーク」を「ガールズトーク」と勘違いしたために次々と巻き起こるハプニングと珍展開。
絵柄もお話も非常にかわいらしくまた楽しい動画ですが、実際のTRPGのプレイの様子もこんな感じですよね(^^)

  • (10) ランプキンP(シナリオ・ドット・動画製作)、モノラルP(立ち絵改変)、ピロ彦P(呪文ボイス・ED)、hikoP(BGMアレンジ)、森キノコP(棺桶・絵理グラフィック)、烏賊素麺P、千秋楽太郎、九十九件、早坂P、Pセプター、雨ハーブP、くらふと、ゆメーターP、語尾P(以上イラスト)*6

DQ2の登場人物がDSメンバーだったら、というモチーフの架空戦記*7 一回20分ほどで全十四回。
元気過ぎるローレシアの王女の愛、ニートサマルトリアの王女の絵理、やっぱり不憫なムーンブルクの王子の涼、とキャラがハマりきっていてとても楽しいお話です。
ドラクエシリーズ随一の名曲が流れる感動のエンディングもお見事としか言いようがありません。最初見たとき「うおっ!?」と驚いて声が出ちゃいました(^^;


  • (11) トリプルエースP

おしゃれで楽しい、センスの飛び抜けた洋楽コラボPV。
しかしなぜにキモ春香…

  • (12) gouzouP

アイマス7周年記念ライブ「THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」の映像を編集した実写PV。
「今日、ここまでこれたのも。今日、ここまでくることができたのも。…」
7年かけてアイマス横浜アリーナまできました。
途中にちらっと映ったのは過去のライブの映像と思いますが、歩んできた道のりとその到達点が、会場の大きさの対比をとおして伝わってきます。皆さん、楽しそうだし嬉しそうですよね。その雰囲気をよく伝える販促動画であるとともに、感動を再燃させる総集編としてよくできた内容になっていると思います(^^)

  • (13) 妖狐P

ただ一言だけ書かれた投稿者コメントが、この動画のすべてを表しています。
アメリカよ、これがゲームだ。」
HD版がYouTubeにあげられていますが、外国の方がつけたコメント。
「Who will survive?」
どんなゲームだ…

  • (14) 艦長P

響の持ち歌公式曲MAD。
「我那覇くん」と呼ばれ千早に次ぐいじられキャラ・不憫キャラとしての地位を築きつつある響ですが、この曲は他のどのキャラよりもやはり響によくハマる。かっこいい響本来のポテンシャルが遺憾なく引き出されたPV。

  • (15) にわとりさん、はしP、NEONさん、おくるだP、未完箱さん*8

ぷちます!」をモチーフにした、アイマスには珍しい静止画MAD。
楽しくかわいらしい動画ですが、センスと技術がどう考えても本職のプロの仕事。選曲もバッチリで、「もうこれが公式でいいんじゃね?」のコメントにうんうんとうなづいてしまいました。


  • (16) 嘘予告P

「律子のアイドルへの復帰」をテーマとしたハリウッド映画の予告編、ふうの嘘字幕アニマスMAD。*9
元ネタのチョイスも、シーンのつなぎも、そして字幕も、本当にうまいと思います。これは名作の予感、ぜひとも映画館で見たい!

  • (17) COMP

アニマスをトレスして登場人物を全部DS組にすげ替えた、DS版アニマスOP(風MAD)。
タイトルに堂々「ウソOP【トレス】」とあるからわかるものの、そうでなければ「お!? さっそく二期?」とちょっと喜びそうになるほど自然な完成度の高さ。「初投稿」とか「未プレイ」とか「素人」ってのもウソなんでしょ?と投稿者コメントに突っ込みを入れたくなりました。

  • (18) しおりのたなさん

気持ちのいい疾走感と、シーンのつなぎ方、盛り上げ方が鳥肌もののアニマスMAD。
アニマスの楽しさを表現しきったすばらしい作品と思います。ずっと見ていたいし、2期が待ち遠しくて仕方ない。この動画を見ると横アリ病*10 ならぬアニマス病をぶりかえすこと必至なのでご注意。

  • (19) ぴっかりP

しっとり華やかなサクラ大戦歌謡をアイマスで再現するぴっかり歌劇団、第二十三回公演。
「自然なのが不自然」タグがこれほど当てはまる動画も見かけません。ゲームのライブシーンは5人までしか出ないので、アイマスキャラ13人がずらっと並んで歌い踊るシーンは映像合成でつくられているんですが、あまりに自然すぎる。
口パクが曲に合ってるとか、舞台のソデからすっと出てくる春香とか、1コマごとの細かい修正がなければ実現できることではなく、気の遠くなるような作業の末に生みだされた「魂の作品」と思います。それを知らなくても、純粋に壮観で楽しいですよね。納得の公平先生巡回済み。

  • (20) 西岡P

ニコマスの「解説王」と言えばこの人、西岡Pのアニマス解説動画。シリーズもので、最新作ではシャイニーフェスタのテーマソング『MUSIC♪』の映像を採りあげています。
こんなにさりげない描写をこれでもかというほど盛り込んだ製作スタッフに拍手!ですが、それに気づいて、気づかせてくれた西岡Pにも感謝です(^^)

サムネ1選

前回同様、ガチでお気に入りのサムネを紹介させていただきました。

  • よしまささん

ラジオで紹介されたの聴きましたよ!


この冬休みのあいだ、過去のニコマス20選を見返してたんですが、それで一つ知りました。20選の参加者って総数は増えていってるのにblog参加は回を追うごとに減ってたんですね。
実のところ自分も、ふだんはせっせと候補作品をマイリスに登録して、そこから絞ってblog記事に落としたので、マイリスで参加したほうが二度手間にならずラクではあるんですが。なぜそうしないのかというと、マイリス上限を食われるのを嫌っているためだったりします。
一応プレミアム会員なのでマイリス「12,500」可能、と、それだけ見ると十分そうに見えます。なんたって、1万の動画作品をマイリスしたところで見返すのに一つ5分だとして5万分=約833時間=不眠不休で見続けて35日間、とものすごい時間がかかりますしね。
しかし、たとえそうであっても。昨年は、ニコマスを含めて四半期ごとにマイリスが一つずつ登録限界に達する、という状況になりまして…。マイリス一つの登録上限は「500」なので、一年で「2,000」が埋まる計算です。このままのペースでいったらすぐに上限に到達してしまいます。*11 MMD杯などマイリス必須のイベントもありますので、登録の余裕は空けておく必要があり、空けられるものは空けようということでblogのほうで参加させていただいています。



前回のニコマス20選(2012年上半期)はこちら。

あとがき(という名のつづき)を書きました。

次回のニコマス20選(2013年上半期)はこちら。

*1:タイトルにある「MSC4」とは「iM@S MAD Survival Championship 4」の略。人気投票で勝ち上がっていくアイマスMADのイベントです。動画のうち15秒だけ切り出したもので「予選」を行い、勝ったら次は30秒で「本選」、最後は1分で「決勝」を行う、というものなのですが、じっくり噛みしめるタイプの本作品はMSC向きじゃないような気がします…

*2:「へちょます」は、タワシPがCHANxCOさんキャラをMMDモデル化したもの(タワシ式CHANxCO風モデル)を鼻8Pがアイマスキャラに改変したもの。前から「へちょマギ」という「まどか☆マギカ」キャラのバージョンを配布されてます。これとか。→【第9回MMD杯本選】Groovin'magic×へちょ☆マギ=買い出しにいくよ! - ニコニコ動画 それと、タイトルにある「魔王RAVE」とは、ライバルユニット「魔王エンジェル」をメインにしたニコマスイベントのことです。

*3:さっそくかわいい動画が投稿されました!→【へちょ魔王】 Choo Choo TRAIN 【MMD】 - ニコニコ動画

*4:タイトルにある「やよかに」はやよい版「HaRuKarnival」(はるかに)のこと。HaRuKarnivalは春香メインのライブ風PV MADを生放送するイベントですが、それのやよいメイン版です。絵文字ではこうなります→(V)ζ*'ヮ')ζ(V)

*5:卓ゲM@STER、卓上ゲームをモチーフにしたノベマス作品のことです。TRPGは「テーブルトークRPG」、GMは「ゲームマスター」の略ですが、知らない方は、つづく「ガールズトークRPG」を見ていただければ。

*6:20選ではシリーズものは合算してたと思いますので、関わったPの名前をすべて挙げてみました。

*7:別のゲームや世界を舞台に登場人物をアイマスキャラに変えたものを「iM@S架空戦記」と呼びますが、これはそのDQ2版となります。架空戦記という呼び名は、当初は「信長の野望」や「三国志」が主だったため。

*8:2013/1/3追記:アカウントの「MADRMDM」を投稿者名と勘違いしていたことに、他の方の20選リストを回っていて知り、修正させていただきました。「MAD RMDM」はMAD製作イベントで、本動画は合作とのこと。…ひえ〜!合作なのにこの統一感!?

*9:「嘘字幕」というのはニコニコでは「総統閣下が○○にお怒りのようです」で知られる、外国語のセリフにそれらしい日本語の“嘘の”字幕をつけるもので、芸風としてはあの「タモリの四ヶ国語麻雀」に近いものがありますが、この動画も本当に“それらしい”です。

*10:横浜アリーナ病。解説はこちらを参照のこと。→横浜アリーナ病 Yokohama Arena Disease | 内科部長室

*11:昨年末に書いた「動画が多すぎる」という話の着想は実はここからだったりします。作品の投稿年ごとにマイリストを分けてるんですが、そうすると年々マイリスする動画の数が増えている現実に直面せざるを得なかったわけです。