2010秋期情報処理技術者試験

本日、秋の情報処理技術者試験の合格発表がありました。


今回は「ITサービスマネージャ」試験を受験したのですが、結果は、不合格。午後2試験の判定がBで、一歩及ばず…。*1
ITサービスマネージャはシステムアーキテクトと同じく午後2は論文で、今回自分的にはよく書けたほうだと思っていたんですが、ダメでした。最終評価しかないので敗因はわからないんですが、技術寄りの記述が多くて「運用部門的にどうだ」という記述が薄い、と判断されたのかな、とも思います。
来春はプロジェクトマネージャ試験を受験することに決めていますが、来秋は、こっちとITストラテジストとどちらにすべきか、悩ましいところ。ふつうは勉強の効率からいってリベンジを優先すべきところですが、情報処理技術者試験に限って言えば、論文のあるものって午後2以外のテストの専門性が低いのでがんばって勉強しなくても問題ないんですよね…。*2 来年夏の受験申込みのころにまた考えようと思います。

*1:情報処理技術者試験の高度区分は大きく「管理職」向けと「専門職」向けに分かれており、管理職系はすべて午後2は論文試験となっています。論文試験はA〜Dで評価がつき、Aが合格、あとは不合格です。今回受けた「ITサービスマネージャ」は運用部門の責任者向けの試験で、昨年受けた「システムアーキテクト」は開発部門のリーダー向けの試験。開発部門の責任者は「プロジェクトマネージャ」で、「ITストラテジスト」は要するにITコンサルタント。あと今のところ受ける気はありませんが、「システム監査技術者」も管理職系です。

*2:少なくとも、システムアーキテクトもITサービスマネージャも実際無勉で午後1まで通ってますし。専門職系の試験(旧テクニカルエンジニア、現スペシャリスト)のようには「難しい、知らないと解けない」という感じはまったくありません。