もともとニコニコでアイマス動画(ニコマス)を見るのが趣味だった自分。
しかしニコマスの近況はといえば、アイマスカテゴリの廃止、コロナによる予定の中止や延期に伴う意欲の減退、そもそもニコニコ動画自体の不振もあってか、動画の投稿が年々下火となり。
特にシアター組含めた765プロ関連の動画は、昨年の段階で既にレッドリスト入りしてましたが、今年に至ってもはや「絶滅の危機に瀕している」と言ってよい状況かと思われます。*1
それと入れ替わるようにYouTubeでミリシタ配信されるVTuberさんが増えまして。
アイマス動画をYouTubeで見ることが、この頃とみに多くなりました。*2
タイミング的には、シャニマスに続いて実施された、こちらの公式案件配信からこの流れが始まったようにも見えますが…
ラプラス・ダークネスさん
伊奈利やっこさん
キャラの性別は男子とのことですが、姉御肌かつ中性的なイケボで、的確なコメント力、視聴者やコンテンツとの距離のとり方・線の引き方に「大人」を感じる方。
ミリシタ配信で一番注目を集めている方と思います。
純粋にお声がよく、その上お話がうまくて面白く、うんうんとうなづきながら聞けるので、その人気も納得。
また、SideMやシンデレラ等他のブランドをひととおり通ってきて、アイマスで最後に関わることになったのがミリオンとのことで、他ブランドの存在を前提にミリオンの特徴に触れる発言には説得力があります。
1:10:00ぐらい~1:14:00頃まで、産声とクラブMV鑑賞後のトークで、ミリオンと他のブランドのイメージの違いの話。*3
2:46:00過ぎ~2:50:00頃、メインコミュ麗花回を見始める前のトークで、ミリオン6thライブを見ての感想。
4:21:00過ぎ~最後まで、開放したばかりの「Dreaming!」で究極vs至高の立ち位置さがし。
ライカ・セフィルさん
(2022/12/18追記)
残念ながら引退されました・・・
一言で言えば、ギャル。
言葉づかいはやや汚めなものの、かわいい系の声でキャンキャン子犬が吠えるような感じで、思ったことがポンポン口から飛び出す様子がとにかくほほえましい。
キャラに好き勝手につけるあだ名とか、撃ち抜かれるたびに発する鳴き声(?)を聞くのも楽しくてw はっ、もしかしてこれが「狩り」…?
もともとデレステは遊んでいたものの他のアイマスブランドに触れたことが無かったとのことですが、ミリシタ沼へのハマりよう、その急降下ぐあいで一番はこの方でしょうか。
担当は最上(と本人が呼んでるので)、志保。
ミリオン6thライブSSA公演Day1同時視聴回をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=cPTvDWltKFE(削除済み)
2:36:00過ぎ~2:58:00頃まで、D/Zeal登場、担当の晴れ舞台を初めて目の当たりにした場面。
紅乃みやこさん、雪乃くりすさん、彩無せぴあさん
ここまでのお二人と打って変わり、古参ミリPのお三方。
見どころとしてどこかの場面というよりは企画自体GJと思ったこちら。
雪乃くりすさん
個別にピックアップしちゃいますが、この回腹抱えて笑ってしまったのでw
放置してきた4周年の「スペシャルトレーニング」を、終了期限直前になって慌てて始めたこちらの配信。
4周年のスペトレって適当にやってて一ヶ月ぐらいかかったような気もしますが、さて・・・
01:00:00過ぎ~01:04:00頃、ハイテンションが振り切れた配信者の末路。
水鞠リヴィさん
この方も古参P。
紬のコミュを読みつつ紬の紹介をする配信回。
ここからは、おすすめというか、考えさせられてしまった配信の紹介になります。
片星すぴかさん
(2023/4/12追記)
残念ながらBANされました・・・
https://www.youtube.com/watch?v=mwwlPY_kU-s(非公開済み)
2:04:00過ぎ~2:20:00頃まで、「シーズンエアー」スペード回の配信の話をきっかけに始まった、声優イベント視聴を勧める視聴者 vs 声優アレルギーへの理解を求める配信者の朝まで生配信。
アイマスやっててライブ見ないのもったいない、という意見はよくわかります。
なんならぼく自身、アイマスファーストコンタクトが「ラジオ」だったという点で、アイマスを声優コンテンツとして享受している張本人でもあります。
声優アレルギーに共感できるか、と言われて正直に答えるなら、理解はできても実感は難しいでしょう。
でもだからといって、人の好みはそれぞれで、「押しつけ」はよくない。
「ラーメン美味しいのになんで食わないの?」と小麦アレルギーの人に言うのはNG。アレルギーというのはそういうものなので。
紬に言わせれば「もう、やめてください!」(2:12:00)
そんなお話でした。
夏咲むむさん
00:45:00過ぎ~01:05:00頃まで、周年FESのこのみの衣装の話を皮切りに、アイドルにどんな衣装を着せたいか、そこからさらに女性の目からミリシタがどう見えるかのお話。
他のアイドル系コンテンツに比べて、アイマスの女性チームって女性ファンの割合が明らかに少ないと思うんです。
女性アイドルってふつうは女性からも憧れられる存在であるのに、ですよ。
ファンの人数はそこそこいるとしても、それはアイマス自体がなんだかんだ大きな作品だからでしょう。割合が少なくても母数が大きければ、数はそれに比例するわけですから。
ミリシタで女性というと、「花盛りWeekendが人気で~」とPは脊髄で言い出すものですが。
真剣に女性ファンを呼び込むつもりがあるなら、マイオンリースイムとかミニ四駆コラボとかミリパチとかやってる場合じゃないのでは…
そんなふうにも思ってみたり。
増田さん
そして、そこそこのブクマを集めたこちらの匿名ダイアリー。
書かれていることにほぼほぼ同意。*4 *5
いま進んでいるライカPのアニマス同時視聴配信のコメ欄にも、言いたいこといろいろありますが…
他ならぬ配信者ご本人からも
https://twitter.com/RaikaSefir/status/1581306399312605184
「おっ」「おぉ…」 ←初見の反応
「えっ」「えぇ…」 ←初見の反応(若干引き気味)
「うっ」「うぅ…」 ←何か言いたそう
「いっ」「いぃ…」 ←何かよさそう
「あっ」「あぁ…」 ←匂わせの呼吸
自分からしたら、「あっ」も「あぁ…」も「神回」も全部ネタバレ or 匂わせです。
「有識者」が「(直後を含む)先の展開」についてシグナルを発すれば、何であれそれは「総員、対ショック対閃光防御!」というメッセージになっちゃいませんか?
ノーガードで撃ち抜かれるところが見たいんですよ。かわされたり防がれちゃったら、つまらないじゃないですか。
最近こんなツイートも見かけました。
#マロつき
— そう いつき_Vtuber応援し隊 (@vtuber_love2) 2022年10月13日
ありがとうございます
状況によっては全部ネタバレっぽい気がします
ゲームを先に進めないと知ることができないことをその前に知らせちゃうのがネタバレだと思うので
未知の状態なら...
続き→https://t.co/LQrsQOiTSr#マシュマロを投げ合おう pic.twitter.com/lTiDNrcclx
ネタバレの基準が人によって違う(から防止は難しい)、とよく言われます。
しかし、防止が難しいのは本当に「基準が違う」からなのでしょうか。
ゲームやアニメを見た配信者の反応を楽しみたい人。
自分のコメントを見た配信者の反応を楽しみたい人。
そこの違いなんじゃないだろうか、とよく思います。
YouTubeのチャットはそもそも人に見てもらうために打つものですから、同じ人の中に両方の気持ちがあるのは当たり前ではあるんですが、後者の想いが強すぎる人がいるんです。
後者側の人は、見てほしくてある意味「故意」でやってるわけだから、やめてと言われてもやめないし、見られることに快感を得てるので、やめようにもやめられないんですね。
こういう人ってニコニコにもいますけど、YouTubeはコメ欄に名前が出るので、余計にその傾向が強いと感じます。気を引ければ名前呼んでもらえるし、カネに物を言わせて(スパチャで)それを強制することすらできちゃう。
打たないと死ぬんかってぐらいコメ打つ人。
「情報提供」と思って変わったことを書きたがる人。
そんな人は、コメ打つ手をちょっと止めてもらって、自分がそれまで打ってきたコメを見返しながら少し頭を冷やしてみてほしいなと思う今日このごろです。
あと、先の増田さんについて、もし個人的意見を付け加えるとしたら、「7○」とか「イキリ○魚」とかいった (4)マイナス方向のネタコメント もやめてもらえないかと思ってます。
好きなキャラ、好きなコンテンツを下げてどうする。
難しい話ですよね。世の中には、感動して泣きたい人もいれば、ふざけて嗤いたい人もいるわけですから。
まあ、今に始まった話でも、ミリシタに限った話でも全然ありませんが…
と、この話はそんなところで。
紹介は以上です。
この動画、ニコニコにあがってないんよなあ・・・
妖狐P
*1:今年「ニコマス20選」参加を見送ることになった主な理由です…
*2:配信を見ていて「どうにかならないもんか」と思ったことをミリシタ運営に要望あげました。
1つはMVを見るとランティス曲の著作権違反として配信がBANされる件(いわゆる「誤BAN」)。
もう1つはゲームIDがトップ画面に素のまま表示される件。配信してて日をまたぐと強制的にトップ画面に戻されるんですが、そのときに見えちゃうんですよね。
後者については「デレステみたいにできないか」と言ったらその2~3週間後にほんとにデレステみたいになってびっくりしたんですが、前者は今でもまだあるようです…
*3:ぼく自身は、アニマスでアイマスにハマるまで「アイドル」というものがとにかく苦手でして、アイマスにハマったのも「中の人がアイドルじゃないからだ」と自己正当化していた時期があったぐらいなんですが。
それがミリオンでは、1stライブで「これもうアイドルじゃん」と。それで「アイマスはアイドルじゃないから好き、という思い込みが実は間違いだった」ことに気づかされることに。
でも、そんな印象をシンデレラやシャニマスで抱くことは特になかったので、「ミリオンは(アイマスの中では)アイドル寄り」だとずっと思ってたんですが。ここでの発言を聞いて「言われてみるとそうかも」と。よく考えると、その印象ってゲームやキャラでなく中の人由来だったんですよね。
そういう気付きがあるのも、配信を視聴する楽しみです。
*4:この「(2)誤った情報を伝えるコメント」については、片星すぴかさんがある配信で、ミリオンの呼称についてのコメントバトルを見ながら「中川コピペみたい」って言ったのがツボでしたw
両津「これがミリマス」「これはグリマス」「これはミリシタ」
中川「全部同じじゃないですか!?」
・・・ていう。知らない人にとってそのコメントの議論がどう見えるのか、的確に表わした言い方だなあ、と。
*5:ただ、「愛美さんがジュリア役を機にギターを始めた」「フィッツロイのカメラワークが~」といった誤解を吹き込むのはやめてほしい。
愛美さんはそもそもデビュー以前にギター経験のある人です。
MOIW2014への出演を機にギターを新しく買ったのですが、そのエピソードをスタッフから聞いた山口立花子さんが「ジュリアでギターを始めた」と勘違いし(スタッフ自身が誤解して伝えたのかもしれませんが)、ライブBDのオーディオコメンタリーの中でその話をしたことから、それを聞いて誤解する人が出てきた、というのが真相。
愛美さんのインタビューを見ればわかります。→ギターに救われてきた愛美、作詞を通して臆病な自分をさらけ出したソロシングルを語る - 音楽ナタリー 特集・インタビュー、愛美「以前とは全然違ったアーティスト活動を」ニューアルバム『AIMI SOUND』リリース - TOKYO FM+
また、フィッツロイは映像編集の会社であって、カメラ撮影をやっているところではありません。これも愛美さんのと同じで断片的かつ語弊のある情報からの思い込みによるものですが…
演者さんと当時の音楽P・保坂さんがライブBDを見ながらお話する生コメンタリー企画をニコニコ生放送でやった際、ライブのカメラワークがいいという話の折に視聴者から「WOWOW」「WOWOW」と大量コメントがつき、実際WOWOWはライブのカメラ撮影を担当していますが、それに対して保坂さんが「これは(WOWOWというより)フィッツロイのおかげ」と口にしたんです。
保坂さんは「映像の見栄えがいいのは」というつもりで話をしたものと思いますが、カメラワークの話の流れでそういう発言があったことから「フィッツロイはカメラ撮影の担当」と誤解する人が出た、というのが真相。
ライブBDのエンドロールやブックレットにある製作者一覧を見たらフィッツロイがカメラ撮影に関与していないこと、あるいはフィッツロイのHPを見たらそういう会社でないことはわかるのですが…
そういう確認の手間を惜しむわりに、さも「自分は知っているんだ」と言わんばかりに吹聴するのはどうなんでしょうか、と思わなくもありません。