アナログチェックの定石を前回書き忘れてました。気になる本をよく出す出版社の「目録」を手に入れる、これです。まあでも、今ならウェブで引いてくるのも簡単なんですけどね、一応。
それで今回は、デジタルチェックの仕方について。
書籍管理専用ソフトを使う
書籍管理用のソフトがあるのを知って、とりあえずvectorでめぼしいものに当たってみました。候補として挙がったのは次の3つ。名前順に並べます。
この方法のメリットは
等々、といったデジタルデータならではの利点があります。
一方、デメリットとしては
- 書籍のチェックのためだけに使うには不必要な項目・機能が多すぎる
タスキにするには長すぎた。いらない機能は使わなければいいだけなんですが、いらないインタフェースは隠すことができない。そこがどうにもネックなのです。
未読書と既読書とでは、留めておくべき情報に大きなギャップがあるわけです。既読書の場合は、いつ入手していつ読了した、こんなことが書いてあってこう思った、本棚のどこにしまってあるとか何とか、そうした記録が必要となるかもしれません。しかし、こうした入力項目はすべて、手に入れてすらいない本についてはまったく不必要なことなんですね。こんな項目の記入欄がワンサカ並んで一覧性を損ねることこそ、「本のチェック」のためには避けられねばならないはずです。だーっと一覧にして眺めて、「これだ!」と思った本を引っぱり出すことにチェックリストの意義があるんですから。