キーボード嗜好とソフト的解決

今回のエントリはほとんどただのチャチャ入れに過ぎません、悪しからず。

小指が短めなので、日本語キーボードだとEnterキーが遠いため、英語キーボードを好んで使っている、ということで、そういうキーボードがだんだん取り扱われなくなっていく状況を心配されているようです。
が、どうでしょう。ハードが難しければソフト的な解決策を考えればいいのじゃないか、と思われたのですが。


Enterが遠いので「窓使いの憂鬱」でキー配列をいじった、という話を聞いたことがあります。AutoHotkey等でも変更は可能でしょう。
こちらで理由の一つとして挙げられているように、「日本語の確定にEnter押下を多用するから」というのが問題であるなら、なおさらソフト的にどうにでもなる話です。ATOKではCtrl+Mで全文確定ができます*1。部分確定ならCtrl+N。Enterよりさらに遠くて押しにくいBackSpaceの代わりにCtrl+Hで前方一文字削除が行えます。MS-IME等他の日本語入力ソフトにも同様のショートカットが用意されてるはず。ぼくの小指は薬指の第一関節ぐらいの長さですが、それでもやっぱりEnterキーは遠く感じられます。だから自然とこういうショートカットが身についてしまいました。
対応キーボードが少なくて大変という話なら、「親指シフト」の人たちのほうがよほど深刻です。そのために「SandS」*2というソフト的な解決策も編み出されています。

*1:2006-02-15追記:あまりに当然のこと過ぎてすっかり失念してましたが、ここで書いてることはもちろん、「Ctrl」キーが押しやすい位置にあることが大前提になります。多くの人がそうしているように、ふだん使うことがない「CapsLock」(「A」の左横という絶好の位置にある!)と左下隅の「Ctrl」をぼくも入れ替えてます。この入れ替えに窓使いの憂鬱を使用している人も多いと思いますが、ぼくは「KeySwap」というソフトを利用しました。

*2:「Space and Shift」。スペースキーをシフトキーとして使う方法です。スペースキーの押し上げの際に他のキーが押されていなければスペースキーとして機能し、そうでなければシフトキーとして機能する、というかたちで実現されているようです。