半年に一度、ニコニコ動画に投稿された「アイドルマスター」関連の動画の中からお気に入りを20作品選んで投票する視聴者参加イベント「ニコマス20選」。
今期も開催いただきありがとうございます! この記事で参加させていただきますm(_ _)m
◆告知動画
◆公式ホームページ
基本レギュレーション
・対象は2018年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス動画
・自身のセレクトを20作品以内でブログ・マイリスト等にて公開
・1Pにつき1作品(合作・別名義については別カウント)
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でも可)※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります
2018年上半期ニコマス20選_レギュレーション - だっしゅ - アットウィキ
紹介する動画の並びは基本的に記事投稿時点での再生数順です。
一作品だけ紹介文の関係で後回しさせていただきました。
それではどうぞよろしくお願いいたします・・・
ニコマス20選
(1) くもアッサムさん、つなさん、りょーちゃんさん、梅内創太さん
ジャズアレンジのアイマスREMIX企画「IDOL 4 BEAT!」の参加作。
アイマスREMIXといえばふつう「オケを変えたものに、抽出したボーカル音源を合わせた」ものですしそう聞こえるんですが、この動画ではウサミンがそこにいて、このアレンジに合わせて歌ってる様子が目に浮かんだんです。
編曲の構成の力はもちろん、やっぱりこのコーラスですよね。765の『MR ST@GE』でもありましたが、生身の人が脇を支えることで真ん中に立つアイドルの存在感が際だったように感じました。
いかにもジャズらしいこの“ナマっぽさ”。多くの方のお耳に届きますように。
(2) 阿羅他P
明るい輝きを欲する心は誰だって同じ。
でも、重いものを背負ってしまった人は素直にそれを求めることができない。
暗がりになぜだかほっとしてしまうのはそこに“自分”を見出すからで、
辛い「自虐」の根っこにはどうしようもなく「自愛」がある。
悲しいことですが・・・
(3) ハブラシになりたくてP
木曜深夜にお届けする卓上ゲームバラエティー番組、その名も『節電エコゲーム』。今回ご紹介するのは“切り裂きジャック版スコットランドヤード”という趣きのボードゲーム「ホワイトチャペル」。
プレイヤーは「切り裂きジャック」と「警官」に分かれ、現場に残った手がかりを元に追いつ追われつの捜索劇を展開。はたして、警官たちはやよい・ザ・リッパーからロンドンの街を守れるのか──
という趣きの卓m@s動画。つづきもので、取り上げるゲームを変えつつ毎回一本30分ぐらいの長尺ですが、サムネの地味さ?と裏腹に演出は丁寧でかけあいも楽しいおすすめのシリーズです。
(4) ロバストP
事務所の冷蔵庫から忽然と消えたエミリーのあんみつ。食べられてしまったあんみつのゆくえと犯人を探し当てるため、紬・百合子・エミリーの三人は捜査に乗り出す── というミステリノベマス。
タイトルにありますが、ミリオン公式のキャスティング投票企画『THE@TER BOOST!』で「探偵」役の座を争う紬と百合子をモチーフにしたお話。Pたちによる熾烈な投票合戦の一方でアイドルたちのあいだではこんなことが、なんて思ってみると面白そう(^^)
(5) メープルP、渋谷すさのさん
ロケ先近くの親戚宅にお呼ばれした夕美とP。機関車の引く客車にゆられながら、夕美は“憧れのおねえちゃん”との往時を思い出す── という現役でSLの走る路線・
メープルP一流の雰囲気のよさは健在でした。
(6) 通勤さん
『火曜サスペンス劇場』で「メルヘンデビュー」してみた音MAD。いったいどういう発想なの…w
(7) ジョルジュさん、クーゲル・シュライバーさん
ハローワールド、奏と未央の映画紹介の時間だよ。
この動画では、私たちが鑑賞した名画を皆様に紹介していくよ。
「アッハイ」な皆様には私たちと天国に付き合って貰うよ ・・・なアイマス教養講座。
教養講座動画と思って再生を始めたとたん「えっ! なになに!?」とこのOPに驚いたんですが、投稿者名を見て納得。
(8) マネキントさん
映画『ラ・ラ・ランド』OP「Another Day of Sun」を、古澤頼子を応援する替え歌にして歌ってみm@ster。
想定外にさわやかで達者なPさんの歌声に「おおっ」とまず心を掴まれ、担当愛とユーモアと期待感にあふれた替え歌の歌詞に惹き込まれ。聞いているだけで笑顔になれる素敵なお歌でした(^^)
でも、このコーラスってどうされたんでしょうか…?
(9) ゆっぴP
春の訪れを感じられるこのよき日に、晴れてアイドルを卒業される天海春香さん。
本日は、ご卒業おめでとうございます。
私にとってあなたは、憧れであり、目標であり、ライバルであり。
そして何よりも、かけがえのない仲間でした──
あなたに出会えて、よかった。
美希より。
(10) 黒崎P
「劇場サスペンス」探偵役に百合子を推すTB支援のミリオン静止画MAD。
今回は紬に役を譲りましたが、これはこれですごく見てみたいです…
(11) CYANGEさん
「LTD全曲メドレー」 ・・・て、え、再生時間たったの2分?と思ったら。
忙しいあなたのためのTVCM風MAD。
短いとはいえ一つ作るのも大変なのに、全曲分とかすごい。キャッチーなミリオンらしさのよく詰まった作品。
(12) 蒼汰さん、だっしゅさん、りすこさん、G@OP、バムケロP
楽しそうで何より(^^)
(13) wlwlahs123さん
アイステ歌姫楽園コーナーの前座でやった某『天元突破グレン○ガン』パロディードラマに絵をつけた、海外Pによる手描きアニメ。
穴掘り雪歩のスコップが天を衝く!
(14) うしわかP
春生まれの卯月にイメージぴったりの、おだやかで華やかなデレステPV。
この色づかいはさすがのこの方。「赤」×「さくら」のモチーフにmusePっぽさも。
(15) マウリーさん
曲に沿ったノリノリギター演奏。
3年ぶりに見た彼女()は、Pでした。
(16) シンゴさん
「花ざかりWeekend✿」の歌詞に乗せ、ミリオンわかちこP*1をフィーチャーした実写MAD。
歌詞の感じに歌マスが思い起こされるこの曲ですが、歌マスといえばそもそも「アイドルマスター」ってプロデューサーのことですしね。
「私たちがプロデューサーさん?」
「合ってま〜〜〜す!」
(17) てつ(XIAO)P
シャニマスの静止画(?)MAD。
アルストロメリアのイベントが始まり、ようやく全員がスタートラインに立てましたね!
コメにありましたが、周年ライブ後に見返したらどんな景色が見えるのか、今から楽しみです(^^)
(18) 竜胆さん
“上の人つながり”な、アニマス後期OPにアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』の絵を合わせたMAD。
制作者や出演者になじみの方がたくさんいて気になりつつも、「うまぴょい伝説」に立ちはだかる壁の高さを感じて「む〜り〜〜〜」とはじめの一歩を踏み出し損ねたこのコンテンツ。
アニメで見事に予想をいいほうに裏切られ、見る目を変えさせられました。いやこの曲はやっぱりアレだったのですが…(^^;*2 と、それはさておき。
夢に向かって懸命にがんばる彼女たちがいて、熱い気持ちで応援するファンがいて、支え導く大人がいて、信号機がいて。この動画の千早=スズカの姿を見て、ところと立場が変わっても、ディレ1さんはディレ1さんなんだな、そう気づかされた思いがしました。
・・・なんだ、やっぱりアイマスじゃないか。
(20) 玉ふたつP
『シンデレラフープ』
それはバスケットボール女子たち憧れの大会。だが、その頂点に立てるのはほんのひと握り。そんなサバイバルな世界に足を踏み入れた少女たちがいた── そんな彼女たち「原田ウイニングラップ」の血と汗と涙の日々を描く、超能力バスケものの王道少年マンガです。
美世のチームと志を継ぐキャプテン愛野渚のもとにひとりまたひとりとメンバーが集まり、急ごしらえのチームで夏予選に挑む第1部。決勝大会出場の切符を手にするため冬予選を戦う第2部「D7」シリーズ。優勝を目指して決勝大会本選を駆け抜ける第3部
2012年4月の投稿開始からまる6年(!)、各話20分ほどで第1部23話・第2部28話・第3部39話+最終話の全91回。
数ある試合の中で一番のお気に入りは「南条M78ヒーローズ」VS「高垣イズラーイール」戦でしょうか。第2部のエピソードになりますが、“少年心”をくすぐられる展開がとても熱かった!(^^)
原田ウイニングラップのメンバーを含め、本作の登場人物は、実のところ「チームの皆のために」という動機ではあまり行動せず、チームプレーが描かれる場面もそう多くありません。*3
それぞれ「ポジション」という役割はもっているものの、隙あらば俺が俺が(私が私が?)と自己主張を始め、コートはさながら意地とプライドのぶつかり合いの場、試合の様子は「
それぞれその子なりの課題や葛藤を抱えており、そのために殻に閉じこもってしまうこともあれば、チームが空中分解の危機に陥ることも…
本作ではストーリーのヤマ場に熱いロック曲がかかり、その演出にふるふるフツフツと心震わせられることたびたびなのですが。
あるときふと、チームはバンドで、試合は対バンで、そして皆の生き様はロックみたいだな、と思わされたのです。チームの危機は「音楽性の違いで~」といったところでしょうか(^^;
そんな彼女たちが同じチームの一員として試合の経験を重ねる中で、泥臭くもひとつひとつ歯を食いしばって困難を乗り越え、だんだんと同じ方向を向くようになり、試合に勝って笑いあい、敗れてはくやし涙を流すその姿に、何度胸を打たれたことでしょう。
それでも昨日のチームメートが明日のライバルであることに何の変わりもない。群雄割拠の群像劇であることも含め、これぞシンデレラガールズ、そう思わされたお話でした。
長年に渡る毎月のお楽しみだったので*4、最終回を迎えたことが非常に名残惜しくまた寂しく感じます。また超長期のシリーズだったので、改めて振り返ってみると、本作をきっかけに思い入れるようになった子の多くに今では声がついていることも感慨深かったです。
長きに渡る連載おつかれさまでした。楽しませていただき本当にありがとうございました<(_ _)> 本作完結後すぐに開始された新作「シンデレラお笑いグラフィティ」も期待に違わぬすべり出しで(あ、禁句でした?)、今後おおいに楽しませていただこうと思います。
最後は、言ってみたかったこの言葉で締めくくらせてください。
「原田ウイニングラップ、
サムネ1選
今期は手描きの良作動画が多く、どれを選ぶか大変悩んだのですが…
独特の絵柄に惹かれたこちらを選ばせていただきました(^^)
マキさん
*1:「最高確認会」(?)メンバーにいなかったのでどんな立場の人だろうと思ってぐぐってみたら、「水着」とサジェストされて戦慄が走りました…;
*2:いえ、電波系がダメってわけではないんです(^^; そしたらメルヘンデビューもそうなので。ただ、「テーマ曲が電波系」というと、ちょっと話が違ってくるのかな、と。
シンデレラのライブBDのオーコメで、猫耳つけるかどうかで「イロモノになっちゃうから」とディレ1さんが反対した話があったと思うんですけど。そしたらこっちはウマ耳だし、テーマ曲がこれだし。そういう路線なのね、それじゃ自分の肌には・・・ という成り行きで離れてしまいました。
*3:戦略的なパス回しよりも戦術的な必殺技発動のほうが有効だからかもしれませんが。
*4:毎月定期的に投稿されるのがほんと楽しみでした! 「必ず次がくる」ことの安心感といったらなかったです。
*5:この曲をGUMIに歌わせてるのもポイントかも。
ボカロに明るくない方に説明しますと、GUMIの中の人は某「キラッ☆」なアイドル役でおなじみの中島愛さんなのです。